バーテンダー神のグラス　第10話　『心の棘』　感想

迷いに迷いましたが、
美和さんは佐々倉に会いに行きます。
雨に打たれながらも、大事なことを伝えるために。
それはバーテンダーの仕事に誇りを持っている彼に、過去で起こった出来事を引きずって欲しくない事を言いたかったみたいです。

ホテルのラウンジバーのバーテンダーにスカウトするという「下心」は多分にあるでしょう。
しかし、それを取引材料にせず、彼の人となりを見込んでの話かな、と思うだけに、美和さんの決意がよく表れた回でした。

実際、お客が自殺したからといって、佐々倉に落ち度はないんですよね。
彼はバーテンダーとして普通に仕事をしたわけで、ただ、彼のバーテンダーとしての矜持がそれを許さなかったのかな。


美和さんのヒロインとしての奮闘が描かれていて、佐々倉の新たな出発を思わせる展開になりそうです。
ただ、彼は美和さんに心配されたために、バーテンダーとしてはまだまだ未熟とも考えているようです。

まさか、また旅立つなんてことは流石にないよねw
ラストの雰囲気がそんな感じでしたからねw