バーテンダー　神のグラス　第11話　感想

佐々倉の師匠は、バーテンダーのあり方を説いた人生バイブル的な存在ですね。
特に失敗のくだりが興味深いですね。
確かに人は失敗するからこそ、
生きていて、やり直すことで成長できる。
師匠はそんな考えを体現したのがバーテンダーということなんでしょう。

師匠を慕う客は多かったみたいです。
中には亡くなった客もいるようですが、
そんな人々に思いを馳せる師匠がなかなかに詩的です。



後半は美味しんぼ的な流れ。
昔どんな料理を食したのか、的な話は美味しんぼあるあるですね。
黒い刺し身の話とか代用ガムの話とか。

角瓶の歴史的な流れを踏まえ、
日本人の技術がそこにあることを伝えた流れは見事です。
過去の美和さんのお爺さんと父親の確執を解く流れにもなっていました。
この辺りの作りは上手いですよ。