異世界失格　第10話　『きちんと僕の命を奪わなかったことは本当に猛省したまえ』　感想

「愛する相手を追いかけたい者たちの執念深さには辟易とさせられるね」
「理性も常識もかなぐり捨て、人の迷惑などお構いなしだ」

「だが、だからこそ、美しい物語のタネになる。」
「では行こうか、お嬢さん」

様々な女性と浮世を流し、愛人と共に玉川上水へ身投げした太宰っぽいセリフだ
人に恋する感情に対して、斜に構えた視点で人間の感情を考察する。
そして太宰は、そんな人間の心境を取り留めのないような形で小説に記しているのではないかと思いますね。

ところで私はこの流れで気になったのは、
太宰は老婆を「お嬢さん」と呼んでいるところです。
これは個人的な予想なんですが、
この老婆も元はヴォルフが召喚した転移者で、
本当は若いお嬢さんだったのではないだろうか？
それがスキルの副作用か何かでああなって、
贖罪も込めてヴォルフは毎晩訪ねているとかかもしれません。


そんな中で現れた元ヴォルフが導いた転移者
今ではすっかりと闇落ちしていますね
こうなると、あの老婆を含めたヴォルフの人間関係がどんなものか気になります

それこそセンセ―が望んだ傑作が書けそうなネタなのではないかと。

まあ、センセ―は置き去りにされてられてしまったけどなｗｗｗ
棺桶もできていないし、
歩きだと間違いなくセンセ―はすぐくたばるｗｗｗ
どうやって移動するんだろうかｗｗｗ



アネットよ、
毎回嫉妬してばかりだなｗｗｗ