「呪術廻戦」七海建人は最期までかっこよかった…虎杖悠仁に残した「後は頼みます」がファンの胸に響く

　アニメ「呪術廻戦」きっての名シーンと呼んでも過言ではないだろう。ボロボロになっても戦い続けた呪術師・七海建人（CV：津田健次郎）の最期は、「ナナミンのことは忘れないよ」と多くのファンの胸に刻まれた。

　現在配信中のアニメ「呪術廻戦」は、シリーズ累計発行部数9000万部を超える芥見下々氏の同名漫画が原作。両面宿儺と肉体を共有することになった高校生の虎杖悠仁（CV：榎木淳弥）が、対呪い専門機関である「呪術高専」に編入するところから始まる物語だ。2023年7月～12月に放送されたアニメ第2期は、最悪の呪詛師である夏油傑（CV：櫻井孝宏）と五条悟（CV：中村悠一）の高専時代を描いたエピソード「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸のエピソード「渋谷事変」で構成されていた。続編となる「死滅回游」の制作も決定している。

　アニメ第42話では、一級呪術師の七海建人が大勢の改造人間に立ち向かった。満身創痍の七海は、「疲れた……疲れたな。そう。疲れたんだ。もう十分やったさ」ともはや意識も朦朧としている様子だった。それでも力の限り戦い続けたが、ついに敵の真人（CV：島崎信長）に背後を取られてしまった。ピンチに駆けつけた虎杖に対して、七海は「虎杖くん、あとは頼みます」と穏やかな表情で伝え、真人に殺された。