精霊幻想記　第3話　『偽りの王国』　感想

この展開をみて思ったのが、
主人公に対する人間達の浅ましい思惑や保身、差別意識ですね。
テイルズオブシンフォニアの序盤の展開を思い出してしまいました。

シンフォニアでも序盤、村人達から主人公のロイドやジーニアスは迫害を受けて、村から追い出されたわけですが、今回のリオも似てるんですよね。
都合の悪いことが起これば、
都合の悪い存在に罪を着せて、蓋をしてしまう。
特にリオは貴族連中から差別される対象になっているわけですから、
罪を着せて体良く追放してしまおうという流れなんですね。
見ていて、人間の浅ましさといいますか、腐り果てた性根を見ている感じですね。
ある意味、なろうの転生チート系の主人公にしては重ためな境遇を突きつけられたのでは？



そんな感じですので、
終始一貫してリオを信じたセリア先生が魅力的になるわけなんですよね。
本作の救いとも言えましょう。

こんな腐った人間の世界でも捨てたもんじゃないことを示しているとも言えますね。

まあ、ここからはリオとしてはもうちょい救いになる展開になるからまだマシではありますけどねw