精霊幻想記　第4話　『暗殺者の少女』　感想

泣きながら食べているラティーファを見て、
ジブリの千と千尋の神隠しを連想した人結構いるような気がします
独りで心細い千尋がハクのおにぎり食べる名シーン
ラティーファは千尋、いやそれ以上に過酷な境遇だったと言えましょう
転生して飛ばされたのは亜人を差別する人間たち
そいつらに使役されて奴隷として扱われたのですから、
むしろよくここまで生きてきたと私は思ってしまいますね
少なくても心が壊されても可笑しくないような気がします
拷問を受け、頼るものもいなかったわけですからね。
そう考えるとこの子はリオ以上につらかったわけで、
こうして一緒に食事できることに感謝とうれしさ、そしてそれまでのつらい感情が一気に押し寄せたのを表現していると思いますね。

それにしても、本当にこの作品の人間社会というのは腐っているというか、
もはや救いようのないクズキャラばかりのいる社会なのかなと感じますね。
少なくともこんな罪もない子を理不尽な目に合わせている時点で、
負の側面を描いていると言えましょうね。



ということで今回はラティーファが新たな旅のお供に加わりました
そりゃあ、やっぱりこのテの冒険活劇ものに関しては、女性も欲しいしｗｗｗ

ラティーファの境遇を通じて、
この世界のシビアな様子を再び描いている感じがしました
なんかここまで人間たちを醜く描いて、そこで暮らせと呼ばれても、
さすがに厳しいなあと感じる次第でございますｗｗｗ