恋は双子で割り切れない　第５話　『流されるところがあるからね』　感想

いくら琉実がお膳立てした舞台で那織が素直に踊るわけありませんね
むしろ彼女のプライド的にそんなのは認めないといったところ
淡々と純や琉実の歪みや未練を指摘する様は実に彼女らしい博識さと頭の回転の速さを感じました。

結局のところ、琉実のやっているところは自己犠牲に伴う失恋を美談化しているだけで、
負い目の感情からの逃げともとれるというわけですね
純の初恋の相手が那織であることは確定事項であるため、
彼女は焦って交際に発展させたわけですが、
結局負い目を感じさせるばかりで充実させるものではなかった様子です。
ただ今度は那織としては、その関係をいったんリセットしてフラットな関係に持ち込んだということなんでしょう。



琉実はそれでいいかなと思いますが、
問題は純だよなあ・・・
このままではヘタレ主人公一直線
恋愛はしばらくしないと言っていますが、
これは教授も指摘している通り、二人の間を行ったり来たりしている形になるので、
優柔不断な一面が目立つ形になってしまいますね。
これは君望の鳴海氏を彷彿とさせるものですね
だから教授のいう「どっちとヤりたいか」は下品な表現だけど、
私は本質をついていると思いますよ。
中途半端な感情は２人に失礼かと思います。