精霊幻想記　第2話　『王立学院』　感想

この作品において癒しなのはセリア先生なんですよね。
中盤以降はリオの理解者も増えて安心なんですが、
序盤はリオの周りにいる貴族や王族連中が尽く性根が腐り果てているわけですから、差別なんて当たり前、酷いときには無実のリオを何かと冤罪行為を働いていますからね。
セリア先生がいなければ、学院に居場所を作ることは出来なかったでしょう。

結局のところ、貴族連中はリオの生まれが貧民街であることを理由に能力はない、コネで来た、みたいな思い込みで接しているのでしょう。
盾の勇者のビッチ並みにここの作品の人間は腐っているイメージなんですよね。


いやまあ、何か彼らがリオに報いてくれるなら話は別なんですが、残念ながらそうではないのが辛いところ。
まあこれはあくまで狙った上でのキャラ付けですから、そこまで目くじら立てる程でもないです。
むしろ私は見ていて世界観はこういうものなのかな、と思わせたので良かったかなと思いますね。

リオからすると転生前は大学生なため、文字さえわかれば計算などは楽勝なようですね。
まあ、今回はそれが貴族連中のやっかみのタネになってしまいましたが。