精霊幻想記　第1話　『前世の記憶』　感想

本日からこちらのアニメをレビューしていきます。
なろう原作のアニメで所謂転生モノ。
最近の転生モノと言えば、
チート能力に目覚めて都合の良い感じでハーレムものになるわけでありますが、
本作はハーレムっぽい要素はありますが、
序盤は小公女ものとか世界名作劇場みたいな辛い展開が用意されてるのが特徴的。

主人公のリオは転生後、貧民の出身だったことから、貴族から迫害を受け、あらぬ冤罪をかけられてしまう不遇ぶり。
盾の勇者の成り上がりを彷彿とさせる理不尽な差別や迫害を受けることになります。
少なくともあんな拷問染みた展開をくらい、貴族の女子から差別の視線を受け、唯一の救いがセリアさんという理解者というのがね。
まあそれだけセリアの存在が際立つわけでもありますが。


まさに人間の浅ましい差別意識やエゴを生々しく描いていると言えますね。
人間の選民思想と言いますかね。
身分の低いものや都合の悪いものに対する差別や仕打ちを描いた感じ。

見る人を選ぶ展開ではありますが、
こうした腐り果てた人間の世界の中で転生してきた主人公に救いをもたらす展開を期待したいものでありますなぁ。

とりあえず懐かしアニメレビューとして振り返りたいかなと思います。