恋は双子で割り切れない　第3話　『一度も好きって言われてない』　感想

「一度も好きって言われてない！」
純に感情を露わにした琉実。
今まで我慢していた気持ちを表に出していましたが、そこに秘めた彼女の感情、率直に言えば「悔しい」なんじゃないかなと。

ストレートに那織より琉実が好きって言ってくれれば、妹に遠慮するなんてなかったのではないか？
自ら身を引いていた自分が馬鹿みたいに思えた。そんな風に思いました。
空気を読んで我慢しがちな姉の秘めた独占欲みたいな嫉妬と悔しさがにじみ出た感情の露出は見る物を唸らせますね。
私は見ていて最近のラブコメに足りないものを感じで満足です。
そうこれだよ、これ！みたいな感覚w


そう考えると純は罪な男です。
友人の"教授"からはヘタレ主人公に例えられていました。
まあ、確かに純は伊藤誠みたいな女の敵レベルの所業は犯していないですが、2人を選ぶことが出来ない、自分の気持ちを伝えられない状態は君が望む永遠の鳴海氏とかホワルバの藤井氏とかのレベルには迫って来ている感じではありますかね。

そんな彼が男を見せられるかですかね。

あと、ガメラ3談義盛り上がっていましたなぁ。
あれは賛否両論ある作品でありましたが、
イリスとガメラの空中戦はオーパーツ級にレベル高いクォリティなのは確か。
まあ、少しスタッフの少女漫画的思考が難アリな感じはありましたがね。物語の持っていき方に工夫が欲しかった。