アニメ制作現場の“もったいない”から再生紙ノートが誕生!応援購入サービス「Makuake」で先行販売

2024-08-09
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アニメ作品の制作現場で廃棄される紙を再生紙に生まれ変わらせたペーパーアイテムを届けるプロジェクトが、バリュープラスとアニメーション制作会社・ゆめ太カンパニーの連携により実施されることがわかった。2024年8月21日より、新しいものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にて再生紙ノートの先行販売が開始される。

昨今、アニメ作品の制作現場ではペーパーレス化が進んでいるが、現状はデジタル化への過渡期であり紙に描くことの利点もあることから、現在でも「紙」を使った制作も行われている。バリュープラスは、企業が保有しているアニメや映画などの資料・フィルムをデジタル化して後世に残すアーカイブ事業に取り組む中で、アニメ制作現場で「台本」や「絵コンテ」などの紙が大量に保管されている現状を目の当たりにしたのだという。
これらの中間生成物としての紙資料は、制作過程でデジタルアーカイブされ、役割を終えた後はその多くが産業廃棄物として捨てられていく。

捨ててしまうのはもったいない。しかし様々な事情で残しておくことができない。このたびのプロジェクトは、そんな「アニメ制作現場から捨てられてしまう紙を生まれ変わらせ、もう一度使えるアイテムにしたい!」という考えから実施されるもの。本来の紙の痕跡を残したまま、楽しんで使ってもらえるように2つの「再生紙ノート」が開発された。
この取り組みにより、アニメ制作会社が抱える紙の「保管・廃棄コスト」を軽減することができる。また、産業廃棄物としての紙を減らし再利用することで、より一層の地球環境に配慮したアニメ制作をサポートすることも見込む。

今回のプロジェクトでは、『東京ミュウミュウ にゅ~』や『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』などを手掛けるアニメーション制作会社で、バリュープラスと同じくメモリーテック・ホールディングスグループ傘下のゆめ太カンパニーが、デジタルアーカイブ済みの廃棄される紙を提供した。
その紙は、地球環境に配慮した再生紙の製造にこだわる山陽製紙にて再生紙へと生まれ変わった。そして、アニメやドラマの制作現場で使われる台本をメインに印刷・製本する三交社によって、このたび「Makuake」にて先行販売される「Archivist 台本風ノート」と「Archivist B6ノート」の2種類の再生紙ノートへと製本された。

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