「世界コスプレサミット2024」3日間で25万人超が来場！「WCC」は日本代表が12年ぶり栄冠で閉幕

世界最大級のコスプレの祭典「世界コスプレサミット2024」が、2024年8月2日から8月4日まで愛知県名古屋市の中心部にあるオアシス21、Hisaya-odori Park、愛知芸術文化センターなどで開催された。3日間の動員数は25万3700人を数え、8月4日には大須商店街で「大須コスプレパレード」も実施。約1000人のコスプレイヤーが参加し、商店街を練り歩いた。

8月3日に開かれた「ワールドコスプレチャンピオンシップ2024」では、日本代表チーム（まめまよ、みおし）が『NARUTO -ナルト-』のコスプレで見事グランドチャンピオンに輝いた。「うずまきナルト」と「うちはサスケ」のコスチュームで出場したふたりは、日本の祭りをパフォーマンスのテーマに取り込んだ躍動感あふれるステージを披露し、観客から大歓声を浴びた。

「ワールドコスプレチャンピオンシップ」は、日本のアニメやゲーム作品をテーマにした2分30秒以内のステージパフォーマンスと、コスチュームの完成度を競う大会だ。日本代表がこの栄冠を手にしたのは、2012年以来で12年ぶり。2位にはスウェーデン代表の『となりのトトロ』、3位にはドイツ代表の『モンスターハンターダブルクロス』が選ばれ、各国・地域が卓越した技術とパフォーマンスを披露した。

また、8月4日には名古屋市中区の大須商店街にて、「世界コスプレサミット2024」の目玉イベントのひとつである「大須コスプレパレード」も行われた。約1000人のコスプレイヤーが参加し、沿道には多くの観客が詰めかけた。
パレードには、「ワールドコスプレチャンピオンシップ」に出場した各国・地域の代表者に加え、一般のコスプレイヤーも参加し、色とりどりのコスチュームで賑わった。コスプレ文化の普及だけでなく、地域活性化にも大きく寄与した。