声優・安済知佳さん「"迷い"を無くしてから収録に挑む──プロとして───」

2024-08-06
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1: 名無しさん ID:otakumix
ヒナコは、何かに打ち勝とうとする強さも秘めている―TVアニメ『ザ・ファブル』宇津帆編:安済知佳さん(佐羽ヒナコ役)インタビュー

2024年4月から放送中で、現在、第2クールへと突入しているTVアニメ『ザ・ファブル』。第2クールの第17話からは、南 勝久による原作漫画でも特に人気の高いエピソードの一つ「宇津帆(うつぼ)編」がスタート。大平興信所の所長で裏の顔を持つ宇津帆玲をはじめとする4人の新キャラクターのキャストも発表されている。

今回は、大平興信所の事務員兼秘書で、「宇津帆編」のヒロインでもある佐羽ヒナコを演じる安済知佳さんにインタビュー。作品やキャラクターへの思いとともに、「宇津帆編」の見どころなども語ってもらった。


2: 名無しさん ID:otakumix
―原作の印象を教えてください。
安済:本当に面白すぎて、全然、読むのが止まらず、ヒナコが出るのは、9巻くらいだったんですけど、「あ、もう出てきた!」と思うくらいにスラスラと読めてしまいました。
最初のシーンは、殺し屋としての仕事の現場で、そこを読むだけで“ファブル”という殺し屋が本当にヤバい存在だと分かるのに、すぐ後のシーンでは、そのシリアスな雰囲気が一気に崩れて(笑)。

―では、原作も読んだ上で、オーディションでは、どのようなイメージで佐羽ヒナコを演じたのですか?
安済:キャラクターのプロフィールでも説明されている通り、彼女には暗い過去があるのですが、その過去が壮絶過ぎて。普通に考えてしまうと、今、生きているだけで「頑張ったね」って思うような過去を抱えているんです。
でも、オーディションでやったセリフの中には、車椅子を使っている彼女が鉄棒を掴んで、立つ練習をしているシーンのセリフも入っていました。立つ練習をするのは、ただ絶望しているだけじゃなくて、まだ希望を捨ててはいないということで、何とかして今までの自分や周りの環境を変え、人生を立て直そうとしている。
そんな健気な姿の中に、何かに打ち勝とうとする強さも秘めていることを感じてもらえるようにと思って、オーディションを受けました。

―オーディションでは、ジャッカルが出ているシーンもあったと仰っていましたが、作品と同じように、振り幅の大きいシーンがセレクトされていた感じですか?
安済:はい。佐藤に振り回される感じになるシーンとか、クライマックスのシーンとか、けっこういろいろなところのセリフがありました。
それに、作品について調べたときには、(メインの)キャストさんがもう発表されていたので、錚々たるキャストさんの顔ぶれを見て「わー!」となって(笑)。どういう風にお芝居を作ろうか、試行錯誤しながら何回も録り直しました。そういう感じだったので、合格と聞いた時には、すごく嬉しかったです。

―第1クールから出演しているキャスト陣の顔ぶれを見ると、ハードボイルドな芝居を求められているのかなと思ったという先ほどのお話も納得です。
安済:皆さん、本当に声の存在感が強い印象の方々で、ハードボイルド過ぎますよね(笑)。以前、ご一緒したことのある方は、どこから響いているんだろうと思うような声の役者さんばかりだったし……。
あと、興津(和幸)さんの佐藤は、どういうお芝居になるのか、すごく楽しみでした。それまでにご一緒した現場では、佐藤みたいに淡々としたキャラクターを演じられていることは、あまり無かったので。

―アフレコもまもなく最終回ということですが、ヒナコに関しての髙橋良輔監督や浦上靖之音響監督からのディレクションで、特に印象的だったものを教えてください。
安済:それが、全然ディレクションが無いんです(笑)。

―第17話の初登場シーンでも、特に無かったのですか?
安済:はい(笑)。本当に収録が早くて。テスト、ラステス(ラストテスト)、本番と、AパートとBパートを3回ずつやっているのに、2時間とか2時間半で終わっちゃうんです。

―30分アニメだと、多くの現場で、3~4時間くらいだと思います。それだけ、ディレクションなどが少ないということですね。
安済:役者を信頼した録り方をしてくださっているんだなと感じて、自分自身にピリッと緊張感が走りました。でも、髙橋監督も、音響監督の浦上さんも、すごくにこやかで癒しのオーラしか放っていなくて。そのギャップもすごく『ザ・ファブル』ぽいなと思いました(笑)。

―ディレクションが無いときは、逆に不安になったりするものなのでしょうか?
安済:私の場合は、「ディレクションがないってことは、これで良いんだ。信じて頑張ろう」と思うタイプです。迷っているときには、先に聞いてしまって、自分の中の迷いを無くしてからテストに臨めるようにしています。
でも、やっぱり錚々たるキャスト陣の中に途中から参加するという形だったし、髙橋監督をはじめレジェンドの方も多いので、最初はプルプル震えながら現場へ行きました。でも、良い意味で拍子抜けしたというか(笑)。
本当に温かい現場で、「ここに混ざっても良いんだ。合格したのは、間違いじゃなかったんだな」って安心しました。キャストの皆さんもできあがっている雰囲気の中に新参者を温かく受け入れてくださって、すごく嬉しかったです。

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3: 名無しさん ID:otakumix
面白いよなファブル
実写映画も最近アマプラでみたけど良かった
漫画版最後の方は失速するし2部もあれだけど頑張って最終章までやってほしい
4: 名無しさん ID:otakumix
似てる声優見つけてきたな
5: 名無しさん ID:otakumix
これ意外と売れそうやな───

「ブルーピリオド」「ザ・ファブル」「とんがり帽子」などのグッズショップが新宿に
「『ザ・ファブル』ラバーリールキーホルダー」」全2種 (c)南勝久/講談社
no title

6: 名無しさん ID:otakumix
セッシーンはあるんですか
10: 名無しさん ID:otakumix
>>6
あるぞ─────
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